アロマテラピー入門

アロマテラピーとは、自然治療の原則に従い、患者の生命力と自己回復力を呼び覚まし強める。精油は、私たちの精神的なバランスに深い作用を及ぼし、気分を転換させ、バランスの崩れたところを整え、病を誘発する原因を取り除く。つまり、身体と心に等しく、トータルに作用する。

エッセンシャルオイル(精油)の働き

生理作用:自律神経系・内分泌系・免疫系の各システムにメッセージを送る

心理作用:香りにより「暖かい」「冷たい」「乾いている」「湿っている」「広がる」「縮む」などのイメージをもたらす。

抗菌作用:香りを漂わせるだけでなく、ブドウ球菌・サルモネラ菌・白癬菌・カンジダ菌・ウィルス類などの発育を完全に阻止する。

生体リズムの調整作用:香りが体内時計におよび、乱れたリズムを正常に戻す。

 他に、抗酸化(老化防止)作用免疫調整作用薬理作用などがある。
化学合成の医薬品との大きな違いは、上記の作用が単独でなく相乗的に働くことである

エッセンシャルオイル(精油)の使い方

エッセンシャルオイルは、薄めて使うのが基本です。

香りランプ:器に付いている皿に水を張り、精油を5〜15滴いれ、その皿をロウソクか電球で熱する。

拡散器:加湿器・霧吹きなどに、2〜6滴の精油を、大さじ1杯のエチルアルコールで薄めたものを水に加える。

吸入
 顔面蒸気浴:熱湯の入ったボールに、精油3〜5滴たらし、大きなタオルをボールと頭にかぶせ5分程度蒸気を吸い込む。毛細血管が切れやすい方はダメ。
  乾式吸入:乾いたタオルに、精油を5滴程たらし、深く息を吸い込む。

入浴精油はそのままでは水と混ざらないので、天然の乳化剤を使って水と混ぜ合わせる。
 大さじ3杯の蜂蜜+精油10滴程度
 大さじ3杯の液状生クリーム+精油10滴程度
 大さじ5杯の無色・無臭の泡浴用石鹸+精油10滴程度
 2すくいの海塩+精油10滴程度のものをネジ込み瓶に入れよく振ったものをつかう。  

ボディーオイル  :キャリヤーオイル100cc+精油15〜25滴

マッサージオイル:キャリヤーオイル100cc+精油30滴程度

フェイスオイル  :キャリヤーオイル100cc+精油15滴程度

    キャリヤーオイルの種類
スイートアーモンドオイル:主にマッサージオイル用に使われる。
ホホバオイル       :主にフェイスオイル用に使われる。
オリーブオイル      :炎症した皮膚やリューマチ痛用の混合油のベースとして使われる。
他に、小麦胚芽油ヤシ油オトギリ草油などがある。

シャンプーのデザイン
中性で無着色・無香料のシャンプー(モンベル社のオールパーパスソープが良い)を選び、100ccに対し10〜15滴精油を加える。
  脂性髪   :シダーウッド・ラベンダー・レモン・サイプレス
  乾燥髪   :イランイラン・ローズウッド・ゼラニウム
  黒い髪   :ローズマリー・セージ・サンダルウッド
  白髪交じり :セージ・レモン
  ふけ    :ラベンダー・サンダルウッド・サイプレス
  脱毛    :ラベンダー・シダーウッド・ローズマリー・タイム
  地肌の解毒:シダーウッド・ティートゥリー
  枝毛     :ローズウッド・サンダルウッド・イランイラン

サンプル
 脂性・ふけ・脱毛の場合:(シャンプー100ccに対して)
   ラベンダー6滴+シダーウッド2滴+ローズマリー2滴+サイプレス2滴
 乾燥・黒髪・枝毛の場合:(シャンプー100ccに対して)
   ゼラウム6滴+ローズウッド2滴+サンダルウッド2滴+ラベンダー2滴

マサージオイルのデザイン

 スルムアップ・むくみ用オイル
  スイートアーモンドオイル50cc+ジュニパー5滴+サイプレス5滴+ペパーミント1滴+ニアウリ1滴

 しもやけ・肩こり用オイル
  スイートアーモンドオイル50cc+マージョラム10滴+サイプレス1滴+ジュニパー1滴+ローズマリー1滴

 老化肌用フェイスオイル
  ホホバオイル50cc+小麦胚芽オイル5cc+ラベンダー2滴+ゼラニウム2滴+サンダツウッド2滴+パチュリー1滴